【日本人3人目】大西卓哉がISSの船長に 夢を掴んだ宇宙飛行士

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2024年12月2日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)がISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在する大西卓哉さんが、滞在期間中に船長に就任することを発表しました。

先日の“はやぶさ”に続く、ビッグニュースです。

宇宙開発分野において、日本人の名前を聞く機会には、なかなか恵まれませんでしたが、ついに3人目の船長を輩出できそうです。

今回の大西卓哉さんで、若田光一さん、星出彰彦さんにつぐ、ISSの日本人船長となります。

大西さんは、2025年2月以降にはなりますが、国際宇宙ステーションで約半年間を過ごす予定です。

当然、船長ですから、その責任は大きく、誰でもできるものではありません。

知識・人格・適応力・判断力、様々なことを要求される役職です。

そんな大西卓哉さんを調査してみました。

大西卓哉さんはどんな人

大西卓哉さんが宇宙飛行士になったきっかけ

“宇宙飛行士”や“NASA”などと聞くと、超エリート集団という印象があります。

高学歴で、体力に自信があり、極限状態でもメンタルが強い、選りすぐられた存在といった感じでしょうか。

大西さんの幼少期は、ガリ勉タイプとは真逆の、どちらかというと友達と外で遅くまで遊びまわるタイプであったようです。

しかし、小さい頃から、空への憧れというか、興味がすごくあったようで、そういった関連の本や映画をよく見ていたとのことです。

時は過ぎ、すでに大人となり、大学で授業に明け暮れていた時、ふとしたきっかけで、映画アポロを見たそうです。そのことがきっかけで、飛行機乗りを志したようです。

就職後に、これまたたまたま見た新聞に宇宙飛行士の候補選抜試験が行われるとの記事があり、一念発起し、宇宙飛行士を目指すことにしたようです。

進学した先も、東京大学ですし、就職した企業も全日空ですから、やはり超エリートですね。

宇宙飛行士って、宇宙で何をするのでしょう

宇宙飛行士の任務は、多岐にわたります。主は実験や研究といったところでしょうか。

無重力空間かつ、超真空状態でしかできない実験があるようで、実験結果は、物理学や医学・科学系のデータとして、様々な分野へ活用されるようです。

大西さんは、ISS内にある日本実験棟“きぼう”の運用管制チームを取りまとめるポジションです。

大西さんは、グイグイみんなを引っ張っていくタイプではなく、協調性を重視したムードメークが得意なリーダーであると自分を分析しています。

きっと実りあるミッションを成し遂げて、地球へ帰還されることでしょう。

旅の安全を祈念いたします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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