サヘルローズさんの生い立ちがすごい 外国出身の彼女が日本で生きる道

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今日本で女優をしているいるサヘルローズさん。

映像の中では、笑顔が素敵な淑女といった感じですが、ご出身であるイランでは、壮絶な経験をされています。

そんな彼女ですが、日本での活動内容やその多彩な趣味などを紹介します。

サヘルローズさんのプロフィール

サヘルローズさんの壮絶すぎる経歴

サヘルさんは、イラン西部のホラムシャハルの小さな町に生まれました。家族は、14名の大家族だったようです。

1989年2月にイラン・イラク戦争が勃発し彼女の街は、空爆に遭います。

そう、彼女は4歳の時に戦争を経験しており、家族と生き分けれになっているのです。

その後、テヘラン大学からの救護班に救助され、テヘランの孤児院で暮らすことになりました。

1993年知り合いを通じて、日本へ移り住みます。(埼玉県志木市)来日後、身を寄せた先で虐待に遭い、家を飛び出ます。母子で公園でのホームレス生活をすることになったそうです。

その際、小学校で給食調理員をしていた女性が、何日も同じ服を着ているサヘルさんに違和感を感じ、援助の手を差し伸べたようです。

その後もその女性が、日本での生活を支えてくれることになります。仕事の世話から、アパートの保証人、ビザの申請など、全般的にフォローをしてくれたそうです。

小学校5年生のときに、東京都内へ引っ越します。中学校時代はすごいいじめを経験します。

高校生になってからは、学費と生活費を稼ぐため、芸能事務所に登録し、活動を開始します。

大学生になってからは、専門学校にも在籍し、声優やアクターズコースに挑戦します。

徐々に外国人エキストラとしても採用されるようになり、着実にチャンスを掴んでいきます。

2008年には大学を卒業し、ITを専攻していたこともあり、プログラミングに精通しているとのことです。

サヘルローズさんの日本での活躍

日本での芸能活動の徐々に軌道に乗り、ラジオやモデルの出演機会も増えます。

滝川クリステルのモノマネで脚光を浴びます。その後、舞台や映画と活躍の場を広げていきます。

ミラノの国際映画祭において、最優秀主演女優賞を受賞。

2012年からは、児童養護施設の支援のほか、国際人権NGO団体で親善大使を務め、難民キャンプや孤児を支援する活動にも参加。2020年には「人権活動家賞」を受賞しています。

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